ソフトウェアの適正利用に関する注意喚起
本学の教職員及び学生による、正規ライセンスを有しないソフトウェアの使用について、販売業者から指摘がありました。調査の結果、インターネット上から違法にダウンロードしたソフトウェアや、ライセンス契約が失効したソフトウェアを利用して研究を行っていた事案が確認されています。
このような行為は、著作権法違反に該当する可能性があり、個人の責任にとどまらず、大学全体の信用失墜や法的責任につながる重大な問題です。
教育・研究活動をはじめ、学内で利用するすべてのソフトウェアについて、以下の事項を必ず守ってください。一人ひとりが法令遵守と倫理的行動を心がけ、大学全体として適正なソフトウェア利用を推進していただくようお願いいたします。
■教育・研究での利用について
・利用するソフトウェアは、必ず正規ライセンスを確認したうえで使用してください。
出所不明なソフトウェアやコピー品、インターネット上の違法ダウンロード品は絶対に使用しないでください。
■情報セキュリティについて
・違法にダウンロードしたソフトウェアは、マルウェア感染や個人情報漏えいの危険を伴います。また、違法ソフトウェアの使用は、大学ネットワーク全体に通信障害や不正アクセスなどのリスクを生じさせる可能性があります。これらの行為は絶対に行わないでください。
・不審なソフトウェアやライセンス不明のものを見つけた場合は、所属学部の教務窓口に速やかに報告してください。
■留学生の皆さんへ
・日本では、特定のダウンロード行為自体が違法とされる場合があります。また、国外から持ち込んだソフトウェアが日本国内では違法となることもあります。
・日本の著作権法および大学のルールを理解し、研究室などでの利用に十分注意してください。
■法務・コンプライアンスについて
・違法ダウンロードや不正利用は、著作権法第119条等により刑事罰や損害賠償請求の対象となります。
・大学としても組織的な管理不備が指摘された場合、社会的信用の失墜、契約停止、法的責任追及を受けるおそれがあります。
・違法性が疑われる事案があった場合は、指導教員、各部局の教務窓口に速やかに報告してください。
これらを遵守しない場合には、懲戒処分の対象となることがあります。ご自身の研究・学習環境を守るためにも、ソフトウェアの正しい利用を徹底してください。
