抗議運動の発生コンテクストに関するアジア・ラテンアメリカ地域間の比較実証研究
本研究は、アジアとラテンアメリカという地域間の比較を通じて、抗議運動の発生コンテクストに地域毎の相違があるのかという問いに答えることを目的とする。21世紀に入り、ラテンアメリカでは大規模な抗議運動がしばしば大統領を退陣に追い込み、抗議運動研究も盛んであったのに対して、アジアはつい最近まで抗議運動が比較的少ない地域とされてきた。しかしこの理解は十分に検証されておらず、「神話」のようなものであった。本研究は、この「神話」を再検討するものである。
- 研究種目
- 科学研究費 基盤研究 (B)
- 研究代表者
- 岡田 勇
- プロジェクト期間(年度)
- 2016-2020